旧田立駅跡
旧国鉄の路線の1つである中央本線(今回は中央西線)の複線化に伴って
位置変更が行われた田立駅の話。
長野県南木曾町にある山口ダム横を通る国道19号の一部はかつて国鉄
中央本線の旧線ルートであり、長野県道6号との合流点である田立入口
交差点近くに初代田立駅が存在していました。
(旧19号は川を挟んだ対岸の道)
写真中央の柵がある場所と、線路を挟んだ法面にホームが存在する対面式
でした。
また、昔の駅らしく木造の駅舎が画面中央より少し右手に見えるスロープ
を上った所にありました。
ちなみに現役時代の旧田立駅横を通る長野県道6号線の路線名はかつて
「犬帰中津川線」であり、今とはルートがちょっと違いました。
田立駅跡から名古屋方面に歩いていくと写真のようにガードレールのある
道が見えてきますが、これが旧長野県道6号線のようです。
当時は踏切があったらしく、道の改良に伴い今は撤去済みです。