国道21号の踏切跡(各務原市各務山の前町)
那加バイパスと鵜沼バイパスの間にあるJR高山本線の跨線橋を通過した
ある日、この跨線橋ができる前はどんな道だったのか気になったので
調べてみました。
現在の跨線橋は1974年ごろに開通し、それまでは踏切を渡っていました。
当時の航空写真を見てみると踏切の部分だけまるで手で握ったように道が
狭くなっており、ちょっとしたボトルネックが出来上がっていました。
よって、現在の跨線橋の完成により踏切渋滞は解消されました。
実際に現地に行き、踏切のあった場所を撮影してみました。
写真中央の個所に踏切があったと思われます。
線路を渡り、奥のオレンジ色の工事柵が立つ場所が踏切出口になります。
もう少し近づいて確認したところ、踏切の基礎らしきものがありました。
当時の道路脇のU字溝や、ゼブラも残っていました。
先程の反対の場所から撮影したものですが、写真奥に削られた当時の道路
の一部が確認できます。
まさか本当に残っているとは思っておらず、ビックリしました。
踏切を越えた先にも当時の路面がそのまま残っていました。
片側二車線の道であったことがよく分かります。
線路の南側(那加方面)も白線が残っていました。
ちなみに名鉄三柿野駅前に各務原線の跨線橋があり
昔は踏切がありましたがこちら橋の下が駐輪場になっていたりしていた
ため調査は出来ませんでした。無念